青汁の歴史
昔は、「まずい!もう一杯!」というCMの通り、「青汁はまずいもの」と認識されていて、『笑っていいとも』などバラエティ番組では罰ゲームの定番でした。現在では原料や製法も様々で、味も改良されました。
青汁の一般的な原料の一つである大麦若葉は、紀元前7000年頃から栽培され、食料として使われていました。20世紀前半には、大麦若葉の汁がビタミンとミネラルを多く含むことが発見されました。栄養価は高く、5グラムの大麦若葉に含まれるたんぱく質と繊維は、114グラムのほうれん草よりも多いのです。日本の青汁は1943年に、創始者と言われている遠藤仁郎博士によって作られました。同じく1940年代には北アメリカでも、チャールズ・シュナベル博士の作った粉末状のものを購入することができました。一つ問題であったのは、生の青汁は長期保存ができないということでした。それを1969年に解決したのが萩原義秀医学博士で、栄養価が最も高い若葉を使った大麦若葉の青汁を開発したのです。同じ頃アメリカでは、アン・ウィグモア博士ががん患者の治療法として青汁の名を広めました。
青汁はその効果は認められていながらも、健康のために苦い薬を飲む感覚で飲まれていました。しかし野菜の品種改良や、原料の工夫、製法の研究が進められ、今では野菜が苦手な子供達も美味しく飲めるようになっています。